トリウム入りタングステン電極棒 スペクトロメトリー ガイガーカウンター
トリウム入りタングステン電極棒
トリウム入りタングステン電極棒は溶接に使うものですので入手は容易です。
iMetryでの放射線量計測
バックグラウンドが約0.05μSv/hの環境で、iMetryと線源の位置関係は上記のとおりにして計測すると0.13224μSv/hとなりました。
iMetryでの放射線スペクトル計測
下記参考のトリウム系列のスペクトルピークと見比べると
全体的にキャリブレーションがずれているかもしれませんが
- 583keVが検出できているようです。
- その右側の山は911、964、968Kevの合成ピークではないかと考えられます。
- グラフの右側に微かな盛り上がりがあるように見えます。おそらく1588、1630keVではないかと考えられますが、もっと長時間計測すれば見やすいスペクトルが得られるでしょう。
- グラフの左端の山の頂上には若干の凹みが見られます。これは238keVと334keVの谷間かもしれません。
(参考)Th232のスペクトルピーク(Idaho National Laboratory)
(参考)Kromek GR-1での計測結果
- 最終更新:2013-05-07 16:40:01